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養殖サンゴの移植放流
私達は,お客様に「養殖サンゴ移植放流」を買ってもらって、その記念となるサンゴの移植終了報告書 「海からの感謝状」をお届けするということで、サンゴの移植放流を続けてきました。そのお陰でサンゴ達は2006年の時点で2回目の産卵をしてくれました。広い海を考えるとサンゴの移植だけでよみがえらせることは不可能なことかもしれませんが、その卵から生まれた子供たちがどこかで命を育んでいる事を考えると、とても意義のあることだと考えています。最近サンゴの移植は別の地域でも実施されるようになってきました。私達が一番多く移植放流してきた北谷町の漁協が「サンゴを移植する為の場所」を決めてくれてその場所は漁師さんたちも漁をしない保護区となりました。いままでは漁師さんの邪魔にならないような場所を選んで移植してきたのですが、今後は集中的にその保護区となった場所へ移植していくつもりです。これまで 「人の手でサンゴ礁と呼べる場所をつくる」ことを目的にがんばってきました。多くの人々が協力をしてくれるようになり、サンゴの移植がしやすい環境が出来てきました。あとは皆様の期待を裏切ることなく、努力あるのみです。
そういうことでもっとサンゴを移植放流したい私達は、下記のような方針となりました。

※ppmの生体を1回のご注文で¥20000以上購入していただいた方には
私達がその利益の中からサンゴの移植放流をいたします。もちろん従来の移植のように購入いただいた方の名前で移植放流しそのお客様に「海からの感謝状」をお届けします。

※移植放流をご購入していただいた方には
サンゴ移植終了後 「海からの感謝状」を郵送するときに「生体20%OFFキーワード」を同梱します。そのキーワードをご注文時に備考欄にご記入いただけるとその時のご注文分を割引いたします。
注)移植放流のご注文をされる客様の中にはサンゴを飼育していないダイバーなどの方からのご注文もありますので、移植放流ご注文時に備考欄へ「20%キーワード」とご記入ください。

移植放流をご注文の前に・・・・・
○サンゴは海に移植した時点で誰のものでもなく自然のものとなります。
○移植したサンゴは厳しい自然の中で全て育つものではありません。
※生体と一緒に移植をご注文の場合はクロネコヤマトのコレクトによる支払いが可能ですが、移植放流のみのご注文の場合は、ご注文確認後、こちらから数日内にお振込先の案内のメールを送信いたします。
 サンゴ移植放流
(海からの感謝状込み)
  ¥3400
商品No0003    養殖サンゴの移植放流(感謝状込み)
※サンゴの移植は自然相手なので、移植予定日に台風がきたりと、予定通りにいかない場合が多くあります。ですから感謝状をお届けできるまでの期間を最短で数日、最長で2ヶ月と設定しています。ご了承ください。
移植用養殖サンゴの形状
サンゴの移植手順
1、岩盤に10mmの穴を水中ドリルであける。
2、ワイヤブラシで穴の周りの藻類を落とす。
3、コーラルピンのらせん部分を穴に差し込む。
4、穴の側に砂を盛る。
※↑注意↑
きれいに藻類を落と さないと、サンゴが固着することができない。
※↑注意↑
サンゴが岩盤に触れていないと、サンゴは固着することができない。
5、静かに穴の中へ砂を落としていく。
6、ピンセットで砂を
詰め込む。
7、ピンセットで隙間にヘチマスポンジを押し込み砂が流れ出ないようにする。
8、ヘチマスポンジをきれいに押し込んだら移植終了。
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この移植方法はppmでこれまでの経験から考えた移植方法です。
こういう方法になったのは下記のような理由があります。
○移植方法について
サンゴを固着させているピンは素焼きで沖縄の土からできています。あとは乾燥ヘチマと砂を利用しています。この方法は自然のものだけでできる様にしています。その訳はサンゴの移植はまだまだ研究が進んでいません。研究者の間でもいろいろ意見が分かれているようです。ですから、あとあと問題が起こらないように自然物のみでの移植にこだわって考案した方法なのです。今後更に研究が進んで、もっと自然にやさしく、より楽な方法が開発できるまでは、手間がかかるのですが、この方法でがんばります。
○養殖サンゴは人工基質に固着していなければならない。
沖縄県でサンゴを取り扱うには特別な許可が必要となります。その中で養殖サンゴである証としてサンゴは人口基質に固着させて養殖しなければならないという決まりがあります。その決まりからppmのサンゴは全て人工基質に固着しているのです。沖縄のサンゴは人工基質に固着していなければ養殖サンゴとは認められないだけでなく沖縄産の養殖サンゴとして販売することが出来ないのです。
サンゴを横植えにしている理由は
サンゴの移植を始めた頃は、縦植えでしたが、そうすると成長するにつれて「頭でっかち」に育ってしまい大きくなった後に根元ごと無くなってしまうことがありました。今は横植えです。そうするとサンゴは固着面積が大きくなり、しっかり固着するのです。
縦植え
移植から227日目でも固着面積が小さい。
横植え
移植から227日目。固着面積が大きく、
しっかり固着している。
移植したサンゴを脅かすもの
サンゴは移植しても全て育つとは限りません。サンゴの減少している場所に移植していくのですから、サンゴを食べたい生き物が先に集まってくる傾向があります。移植作業が困難な水流の早い場所に移植した場合は被害が少ないのですが、水流の弱い場所(弱いといっても干満時には流れが速くなる)はサンゴ食の生き物、特にシロレイシガイダマシが多く集まるように思えます。そういう場合は、早いうちに駆除をして何とか被害を少なくすることができます。ボランティアが大変ですが・・・。とにかく自然相手は一筋縄ではいかないことが多いのです。
オニヒトデ
移植している場所は
発見毎に駆除しているので、これまで大きな被害にあっていない。
シロレイシガイダマシ
移植したサンゴだけではなく沖縄本島では天然のサンゴも被害にあっていることが多い。
ブダイにかじられた
ハマサンゴ
移植直後も枝先を魚にかじられて粉々にされることがある。
流されてくる藻類
春先はノリ等が非常に多くなり、岸に近い場所のサンゴは埋もれてしまうこともある。短期だと問題ないが長期間だとダメージとなる場合がある。
移植放流してから、
厳しい自然を乗り越えたサンゴ達は、私達の期待に応え産卵してくれたのです。
私達はサンゴを植えています。
でも、サンゴが育つのに適した環境は減少し続けています。近年の自然環境を考えると不安材料は募るばかりです。近年の調査報告等の資料で「トゲサンゴを沖縄本島周辺で確認することができなかった。」などのデータを見ることがあるほどです。
実際にガレバと化した海域などを調査などで潜った時には、以前の光景が頭に浮かび、いやな気持ちになります。ふと、私達の養殖槽の方が多いのでは?と考えてしまうほどです。
 
 誰が悪いか議論することよりも、一人一人が自分の実行できることを実行しなければならないときが来ているのではないでしょうか?今の子供たちが大人になったとき、地球温暖化等の環境問題は「経済の発展を考えるどころじゃない」くらい深刻なことになってしまっているのかもしれません。他人事ではないのです。みんなが楽しく暮らしながら、環境のことに少し意識を傾け、自分にできることを少しづつ実行できるようになれば、きっと未来の環境は良くなっていくはずです。

映像のような光景が、いつまでも見ることのできる沖縄でありますように・・・

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